ピアノのある子育て
ピアノは習っている子どもだけに恵みをもたらすのではなく、子どもと一緒にピアノを楽しむ親(大人)へも、同じくらい恵みをもたらします。
長い目でみれば、親のかかわりは一定の年齢までのことで、子どもに向き合った日々は短く、とてもかけがえのない時間だったことに気づかされます。
「私が弾いている姿を、そばで感じることがとても好きなお母さん」
ピアノの優しい音色、ほっこりとした共有された時間の中に、家族の幸せを引き寄せる力があるように感じます。
また、小さい子どもたちのために書かれた教則本には、親しみやすくておもしろく、質の高い作品は子どもを自然に音楽へ誘い、心豊かに育てる力があります。
ひとり時間の味方
ピアノは誰でも音が出せる楽器で、いつも「正直」です。
不安や心配なことがあるとき、幸せなとき、元気なとき、悲しいとき‥
自分の出した音で “今の気分” がわかります。
音楽の中に自分を置くことで心がオープンになり、素直になれ、自分で自分を癒すことができる!のです。
それが、ピアノを弾く楽しみだと思います。