チェンバロコンサート

ルネサンス音楽にうっとり

3日、オリヴィエ・ガルドゥのチェンバロコンサートへ行ってきました。

楽器の形はピアノに似ていますが、強弱、音質や音量はなく、演奏することはとても難しいと思いました。鍵盤も白黒反対ですし‥

ちょっと聴きなれない生の音色に身構えていた私ですが、スヴェーリンク作曲の「ライムグリーンの下で」という曲が流れたあたりから、なんだかその時代(15世紀)に足を踏み込んだような解放感に包まれました。

ラストでは超名曲、パッヘルベル作曲の「カノン」を聴いたときは、自分でもわからない涙が溢れ、この曲にはこの楽器(チェンバロ)がやっぱりふさわしいと感じました。

クラシック音楽は楽譜通りに弾かなければいけないと思われがちですが、バロック時代の頃までは奏者のアドリブがかなりあったそうです。

ルネサンス音楽が、現代を生きるオリヴィエのアドリブで、ジャズのようにも聴こえ、革新的でした。

 

50歳からのオトナピアノコース

中高年のピアノ

これまでピアノのお稽古といえば、厳しい基礎練習が必要で、弾きたいと意欲を持っていても、なかなか通う不安の方が大きかったように思われます。

しかし、最近の中高年の方はピアノへのアプローチが変わってきています。

「あの曲が弾きたい!」という素朴な気持ちからスタートし、「ああ、今日はここまでできた。明日は2小節弾けるようにしたい!」と憧れの曲が形になっていくことを楽しみ、そのメロディにさまざまな思い出がよみがえってきて、練習がつらくありません。

どれみ教室では、中高年のために作られたテキストを使用しているので、無理なくなじみのある曲をすぐに弾けます。

いつか、互いに好きな曲を弾きあう「ピアノパーティー」がしたいですね