カブトムシ(aiko)
高2の生徒が発表会でギター弾き語りをしてから、どれみ教室ではこの曲がちょっと流行っている。
「琥珀の弓張月〜」と歌うところにフェイク(コブシ)があり、何度聴いてもぎゅっと胸をしめつける。
サビまでいくコード進行は独特で、歌詞からも心情が伝わっていく。
あなたが死んでしまって あたしもどんどん年老いて
想像もつかないくらいよ そう 今が何より大切で
私は、ここ↑の歌詞が好き!

甘い匂いに引き寄せられた私(あたし)は
カブトムシ♡♡♡
黒石市のピアノ教室
高2の生徒が発表会でギター弾き語りをしてから、どれみ教室ではこの曲がちょっと流行っている。
「琥珀の弓張月〜」と歌うところにフェイク(コブシ)があり、何度聴いてもぎゅっと胸をしめつける。
サビまでいくコード進行は独特で、歌詞からも心情が伝わっていく。
あなたが死んでしまって あたしもどんどん年老いて
想像もつかないくらいよ そう 今が何より大切で
私は、ここ↑の歌詞が好き!
甘い匂いに引き寄せられた私(あたし)は
カブトムシ♡♡♡
「あかいド、れもんのレ、みどりのミ」
はじめに指の番号をえんぴつで書き、音符に小さな色シールを貼る。
「おわりました」と生徒がいうまでは、たとえ間違っていてもすぐに指摘しない。つまずいているところを知りたいから‥
「がんばったね。はなまる!」
ところが簡単に褒められたくないのだ。ちょっと分かる、その気持ち。
子どもの理解力をあなどってはいけない。
「最後に、娘さんのピアノを聴いていきませんか?」
中学3年までピアノを続けてくれた生徒のお母様に、最後のレッスンをみてもらった。
ゆずの「友〜旅立ちの時〜」、最後の和音♩ファソシミ〜の音が鳴ると溜まっていた涙は止まらない。
最後のレッスンは親子で来てもらう。
保育園の頃から10年間、成長を見届けた。反抗期らしき‥も終え、師弟(してい)関係が上手くできるようになって卒業した。
私は小さい頃から人見知りで、ちゃんと返事ができなかったり上手く話せなくてすみませんでした。でもピアノを続けてこれたのは先生のおかげだと思っています。
ピアノが大好きで本当はやめたくないのですが、・・またゆっくり弾ける日がくればいいです
[10年間習った生徒の手紙 2021.9/28]
もうピアノの発表会を見ることもないんだなあと思うと本当に切ない気持ちです。ピアノを習わせて本当に良かったです!
U(姉)もS(妹)もピアノのお陰で自分に自信をもつこともできたんじゃないかと思っていますし、楽しかったんです。私も楽しかったです!!
[11年間習った保護者からのメール 2021.3/28]
新しい生徒さんが入るまでは、この曜日にきみを待ってしまいそう。
ピアノの先生を続けていてよかったなあ。
当教室は、生徒さんの学びを止めないように、ウィルス対策をしっかりとった上でレッスンしております。
しかし感染拡大が憂慮される状況の場合は、心苦しい決断ではありますが、保健所の要請を待たずに生徒たちの健康安全を優先してレッスン休講やオンラインに切り替えていきます。
【自粛についてのガイドライン:令和3年9月20日】
場 合 | レッスンの自粛期間 | |
① | 生徒本人やご家族が陽性者となった | 保健所の指示のとおり |
② | 濃厚接触者に該当し検査する | 陽性者との最終接触日の翌日から2週間 ※抗原検査やPCR検査で陰性の判明を受けても教室の出入りはお控ください。 |
③ | 保育園や学校で学級閉鎖や臨時休校 | 休校期間が解除になるまで 学級閉鎖は該当クラスのみ |
④ | 学校や他の習い事・家族の勤務先等で陽性者が確認された | 陽性者との最終接触日から7日間 |
◆教室が休講となった場合・①②は返金の対象、③④は振替日を設定します。
春は、ピアノの見学に小さな子どもとお母さんが訪れる。
レッスン中は入りづらいかもしれないが、私の生徒にもいい経験ができるので、見学はとてもありがたい。
先生:(私の生徒に)お兄さんになったところ見せてね
生徒:ぼくは、東小学校1年生の〇〇です。よろしくお願いします。
見学の親子が帰ったあとで、上手に“あいさつができたこと”をほめる。
子どもは「大きくなりたい」と思うようになる頃から、「できるようになりたい」「役に立ちたい」という気持ちも強くなっていく。
ピアノ教室に楽しく通っているところを感じてくれたらいいな〜
先生:△△さんはどんな曲が好き?
生徒:・・
先生:弾いてみたい曲ある?
生徒:・・・(少し困っている様子)
何気ない会話で好みをキャッチしたいのだが、言葉が少なめの子もいる。
“こんなこと言ってもいいのかな‥”、自分のことをわかってほしいけれど遠慮してしまうお年頃。私も過敏な子だった。
でもこの準備(思春期)があったからこそ、内面の成長ができたと思う。
家族ではない、学校の先生でもない斜めの関係の大人として、側で生徒に寄り添えるピアノ教師でありたい。
自分のペースで大人になっていけばいいよ。
先生:やりたい曲を探してみてね。いっしょに弾こう!
メトードローズ下巻、はじめの曲に『バラ色のメヌエット』がある。
3拍子の拍をしっかり身につけさせて、その上にメロディがのることを学ぶ。
楽譜に入る前に、カスタネットでリズムを繰り返して鳴らす。
先生:左手のメロディをゆっくりピアノで弾いてみよう。
生徒:ドミソ・シファソ・シレソ・・
先生:階名も言いながらできたね。すごいね♡
先生:次、右手はカスタネットで、左手はピアノできる?
生徒:右は・・ ♫タタ♩タン♩タン
生徒:むずかしいけど面白い!両手で弾けるかも・:*+.\(°ω°)/.:+
黒石市はこの春で閉校する小学校がいくつかある。
どれみ教室では5名が卒業式や送る会でピアノを弾くはずだった。
「桜の下で」「最後のチャイム」「旅立ちの日に」「ふるさと」「さくら」
メロディがとてもきれいなので、私も歌いながらレッスンを楽しんだ。
飛沫感染などの対応で卒業式は簡略になり、合唱はカットになった。
Rさん「…すごくショック」
Yさん「休校になる前にビデオで収録しました。卒業式で流すかも」
Mさん「合唱は歌わないで、退場のBGMとして弾けるそうです」
私「みんな元気なときに1回でも練習できてよかった。けど、伴奏が聴こえるのに歌えないって気持ちもつらいね」
コロナウイルスで、みんなと過ごしてきた時間も絆もなくなることはない。
周りの人の健康のために、今は“できないことを受け入れよう”
「◯◯くんの大好きな消防車がピアノにきているよ。2つの黒鍵と3つの黒鍵、どこに止まったらいいかな?」
子どもは飽きやすく、毎日毎日ちがう遊び方を考えていきます。素直に教わったことはなんでも吸収できる年齢です。
「電車がどれみ駅に向かって出発!」
「ドの駅は、右手1番の指で降りてください」
子どもの目線で興味がわくように考えました。わかることが楽しくなっていきますように・・
「楽しい気持ちはどっち?♩ド♩レ♩ミ」
「さみしい気持ちはどっち?♩ド♩レ♩♭ミ」
“ド”から弾き始めても、音程が変わるとハ長調とハ短調になることを感覚で知っています。すごいな。
どんなちっちゃな芽も、水と太陽があればいつか花は咲いてくれます。