手挽き珈琲ミルを使って
昔、父は珈琲をサイフォンで淹れていた。(幼かった私は飲んだ記憶がない)
今は、父が使っていたミルで珈琲豆をガリガリ、ゴリゴリ‥と少し時間はかかるが、飲む直前に母が挽いて、私が小さい木箱に入っている珈琲豆を淹れるのが朝の始まりだ。
粉の膨らみ具合を見ることも楽しみのひとつ。
濃い口の母、カフェオレにする息子、薄口の私。適当に淹れてちょうどいい感じになる。
豆は、弘前市にある自家焙煎『ハローコーヒー』で購入している。
「焙煎度は、なんにしますか?」
「5で、挽かないで豆1キロ」
『今日はおいしい珈琲が飲めた』これだけでいい一日だったと思う。