小学校低学年のおけいこ①

トンプソン~現代ピアノ教本

どれみ教室では、初歩の小学生にこの教則本を使わせています。

小さな曲をいろいろなパターンで弾く、読み取りのチカラをつけさせれる優れた教本だと感じています。

「とび石」

おがわ ちょろり とびいしさん

とんでとんで ここまで おいで

あらら つるり すってんころり

やだな びしょぬれになっちゃった

「びしょぬれになっちゃったのは、男の子かな。女の子かな?」

「おとこの子!」

なぜか、みんな自分とは違う異性をいいます。(笑)

どんなことが起きるのか頭の中で空想して弾くと楽しいですね。

音のもつ意味を考える練習ができます。

わたしの本②

「おしっこちょっぴりもれたろう」

もらさない躾(しつけ)の本かな‥と思って読んだので、まさか「もれても別に全然だいじょうぶ!」にほっこりさせられました。

自分で悩んでいることは“大きなこと!”と思っているが、それを周りの人に言ってみると、人それぞれちがう悩みを抱えていることをもれたろう君は知っていきます。

“ちょっぴり仲間探し”

その気持ち、わかるなぁ(>_<)

 

幼児向けイベント

プログラム

1.紙芝居「よつめのしやのさん」(制作:藤本佳代子)
2.ミュージックパネル「春夏秋冬」
3.ピアノ演奏「ショパン/ノクターンop.9-2」「ランゲ/花の歌」

ピアノ演奏だけでなく、パネルシアターでパフォーマンスを交ぜての参加型ショーを行いました。

「ながい‥」♫ ♪ ♫
幼児、乳幼児はアップテンポでノリのよい音楽は触れる機会がありますが、クラシックを2曲じっと聴くと飽きちゃいます。

そこでランゲ作曲「花の歌」では、手に小さな蕾をつくり、曲に合わせてだんだん膨らみを大きくして、メロディの終わりに「お花が咲いた!」というポーズをとってもらいました。

保育園にたくさんの色々なお花が咲きました(純粋な子どもに感動!)

イベントが終わって帰ろうとしていた時に、2歳児の女の子がこちらに来て、かわいいお手手でハイタッチをしました。

あったかい手、“ありがとう~”という気持ち、ちゃんと伝わりました。(また楽しい時間を過ごせるように、ピアノ練習がんばります!)

準備をして下さった中郷こども園の先生方、そして『おはなしパフォーマー』藤本さんに感謝いたします。

わたしの本 ①

「バスにのって」

荒井良二さんは、“絵本作家になるためには描く準備も必要だけれど、まずは自分を準備しなければ‥”と考えて学生時代を過ごしたそうです。

荒井 良二

絵本なのに、なんだか子どもっぽくないお話がわたしは好きです。

バスをまっているところ

ここはメキシコかアフリカなのか、砂漠にバスがちゃんと来るのかわからない。

大きな日の出

♪トントンパットン  トンパットン
  ‥わたしもリズムを真似てみたくなる

満員のバス

やっとバスがきたのに、満員でムリ?
思うようにいかない。
♪トントンパットン  トンパットン

砂漠を歩く

迷いながら、気づいて、ひとりで歩きはじめる。
ゆっくり歩いた方が近いって思ったんだね。

♪トントンパットン  トンパットン
  ‥作家の伝えきれない気持ちが、少しわかる

でも「バスにのって」というタイトルはなぜなの?心に留まった一冊だ。

ピアノとおはなしの世界へようこそ

中郷こども園を訪問します

ピアノとおはなしの世界へようこそ

日時:2月9日(土) 10時~
場所:中郷こども園 お問合せ 0172(53)3715

昔話や創作話を語るパフォーマーの藤本佳代子さんと一緒に「パネルシアターおんがく」をやります。

藤本さんとわたしは学生時代、合唱部でいつも歌をうたった仲間です。

なかごう こども園

当日、リラックスして心から優しい気持ちでピアノを弾けたらいいなと思います。

年賀状ありがとうございました

11月から年賀状が発売されているのに、年末になってそろそろやばい‥と焦りながら書いてしまいましたが、ほっと一息ついたお正月にもらうとご褒美のようです。

2019 年賀状

今年の抱負やピアノのイラストを描いたり、発表会の写真をレイアウトしているものなどたくさんの想いがつまった年賀状を見ていると、幸せな気持ちです。

2019 生徒からの年賀状

時間をかけて作ってくれた!ということが嬉しく感じて、ニコニコしながら何度も読みました。
子どもにとって年賀状は、ハガキの書き方を身につけて、相手に心を伝えることを学ぶとてもよい機会です。

卒業した生徒さんや親御さんからは「結婚しました」「またピアノを弾き始めました」と一言メッセージがあり、一瞬で当時の幼かった○○ちゃんを思い出しています。

新しい年、フレッシュな気持ちで毎日レッスンしたいと思います。

オーストラリアから

友人がきた

昭和60年ころ、オーストラリアから黒石市に1年間留学していたジェニーとは30年以上たった今も交流が続き、わたしの大切な友人です。

わたしは英会話が話せませんが、単語でもコミュニケーションは成り立ち、ジェニーとはクラスメイトではなかったけれど出会った時から“気が合う人”でした。

クリスマスカード

前回は6年前、娘の学校の“卒業を祝う会”に出席したときです。

今回は元旦に来たので、初詣に猿賀神社へ連れて行き、ジェニーの娘ちゃんは屋台でチョコバナナを買ってもらって満足な様子でした。
どこの子供も同じだ(笑)

サンタりんご園

家に戻り、生徒さんから戴いた津軽のりんごを食べて、一緒にピアノを弾き合って楽しく過ごしました。

「アナ雪」のイントロに娘ちゃんにっこり!

2018年の活動

3月
黒石東小学校 卒業式の伴奏
黒石中学校    〃

4月
チャペル挙式 オルガン奏楽

7月
ピアノコンクール参加者のためのセミナー(スポカルイン黒石)
青森県こどもピアノコンクール地区予選6名

9月
葬儀(前夜式)オルガン奏楽
チャペル挙式   〃

10月
青森県こどもピアノコンクール本選2名
黒石中学校 合唱コンクールの伴奏3名
中郷中学校      〃        1名
中郷中学校 PTA合唱の伴奏

11月
尾上中学校 合唱コンクールの伴奏1名
チャペル挙式 オルガン奏楽

12月
第21回 どれみ教室ピアノドリームコンサート

会議室をピアノホールへ

12/23(日)発表会を終えて

楽器(ピアノ)はもちろん、ホールも毎年使いこなしていくうちに演奏者とお客さまが馴染んでいくような気がしました。
会議室ということで座席が固定せず準備はかかりますが、発想を変えれば目的に合わせたレイアウトができ、しかもここにはプロジェクターがあるので、スクリーンで映像を出して出演者や曲をパワーポイントで紹介できます。

この日は晴天に恵まれたので、あまり照明に頼らなくても窓から差し込む自然の光を入れてリラックスしながら演奏が聴け、空が薄暗くなってくる頃には、降る雪を眺めながらピアノの音色を楽しむことができました。

こうして年々発表会を重ねるごとに、ここは「人を育てる場所」なんだなぁと感じるようになりました。
教室生のご父兄がセッティングし、進行係りの仕事を生徒たちが引き継いでいく‥
その姿に今年も幸福感いっぱいでした。ありがとうございました。

マック(愛犬)ありがとう

さいごまで、ゆっくりがんばった!

うちのワンちゃんは、パグシー(パグ&シーズのミックス犬)で、ピアノの音が大好きでした。

その声は毎日少しずつ弱くなり、小さくなりました。

練習中に“バッハ:インヴェンション1番”で曲の山(2声の重なり合うフレーズ) に差しかかると、堪えきれずに「うぉーん、うぉーん」と喉から声がもれ、それを見るのが面白くて、昔息子がピアノを楽しく弾いていたことを思い出します。

昨日、温かい陽気に包まれた小屋で、静かに寿命(17年間)を迎えました。

鳴き声が聞こえたらすぐ駆けつけること数ヶ月、私たち家族は神経を耳に集中して過ごしました。

何も食べない日が3日続き、このまま亡くなるのかなと思っていたのですが、昨日いつもの朝に見たこともない大量の尿を出して、すっきりした顔で餌を3口も食べました。

“おいしいよ~、うれしいよ~”
生きているマックを見た最後の表情でした。

今日、約1時間半の火葬の間に住んでいた場所を掃除しています。
自分の見ているものの空間が変わると、何かこわされたような変な感じが‥。

あさってはピアノ発表会。

終わってから「別れ」をゆっくり受け止めようと思う。