わたしの本 ①

「バスにのって」

荒井良二さんは、“絵本作家になるためには描く準備も必要だけれど、まずは自分を準備しなければ‥”と考えて学生時代を過ごしたそうです。

荒井 良二

絵本なのに、なんだか子どもっぽくないお話がわたしは好きです。

バスをまっているところ

ここはメキシコかアフリカなのか、砂漠にバスがちゃんと来るのかわからない。

大きな日の出

♪トントンパットン  トンパットン
  ‥わたしもリズムを真似てみたくなる

満員のバス

やっとバスがきたのに、満員でムリ?
思うようにいかない。
♪トントンパットン  トンパットン

砂漠を歩く

迷いながら、気づいて、ひとりで歩きはじめる。
ゆっくり歩いた方が近いって思ったんだね。

♪トントンパットン  トンパットン
  ‥作家の伝えきれない気持ちが、少しわかる

でも「バスにのって」というタイトルはなぜなの?心に留まった一冊だ。