「バスにのって」
荒井良二さんは、“絵本作家になるためには描く準備も必要だけれど、まずは自分を準備しなければ‥”と考えて学生時代を過ごしたそうです。

絵本なのに、なんだか子どもっぽくないお話がわたしは好きです。

ここはメキシコかアフリカなのか、砂漠にバスがちゃんと来るのかわからない。

♪トントンパットン トンパットン
‥わたしもリズムを真似てみたくなる

やっとバスがきたのに、満員でムリ?
思うようにいかない。
♪トントンパットン トンパットン

迷いながら、気づいて、ひとりで歩きはじめる。
ゆっくり歩いた方が近いって思ったんだね。
♪トントンパットン トンパットン
‥作家の伝えきれない気持ちが、少しわかる
でも「バスにのって」というタイトルはなぜなの?心に留まった一冊だ。