黒石ねぷた

夏の、こみせ通り

昔ながらの風情が保たれている雁木(がんぎ)通り、「こみせ」で見るねぷたは観客と距離が近い。

黒石ねぷた | 灯篭(とうろう)

私が小学生だった頃は、木造アーケードがどこまでも長かった。
髙橋家で書道を、西谷家でピアノの手解きを受け、こみせは私の思い出が詰まっている場所だ。

黒石ねぷた | こみせ通り

元気な子どもの声、やんちゃな若者、笑顔が温かいお年寄りの方‥

ねぷたの明かりでぼんやり顔が照らされると、みんな近しい人に思えて懐かしさが込み上げた。

みんなを好きに

郷土を愛する守りが、いつしか大きな戦争になっていった。

子供やお年寄り、病気の人にも銃を向け、学校も病院にも大砲が飛んできた。

戦争はする意味があるのだろうか。

金子みすゞの詩「みんなを好きに」 

私は好きになりたいな、何でもかんでもみいんな。

私は好きになりたいな、誰でもかれでもみいんな。

世界のものはみィんな、神さまがおつくりになったもの。

花や虫たち、私も、いのちはみんな限りがある。

カーキ色になった街が、早く平和な色になりますように祈っている。

とくに寒い日は

シベリウス作曲「樅(もみ)の木」を聴いてみませんか。

タイトルのせいか、なんとも言えない新鮮な空気を吸っている気持ちになります。おススメは「外で聴くこと」

作曲者はフィンランド出身。津軽の凍れ(しばれ)た日に感じる寂静感は、どこか北欧っぽくて、民謡に似ているのかもしれない。

気温マイナス8°の朝

渋滞中はクラシックラジオをゆっくり聴ける。
「いつかは着くさ‥」リラックスが大事!

弘前市内まで長い渋滞(朝7時半)
気温マイナス8°の夜 | どれみ教室

皆さま、どうか暖かくお過ごし下さい。

恩師からのチョコ

ハッピー♡バレンタイン

子どもの恩師から、毎年小さなチョコが届きます。

お元気でお過ごしのことと思います。いつもどおりのことができなくて、つらかったり、がまんしたりの日がずっと続いていますね。
そんな中でもバレンタインデーはやってきます。

ハッピー♡バレンタイン
一年に一度の、だいじな日です。
チョコレートをおくることができます。ささやかではありますが、食べてもらえるとうれしいです。

もう、先生のことわすれちゃった‥でも、いいんです。
いま、まわりにいる人たちを大切にしてね。

会いたい人に会えて、行きたいところに行けて、やりたいことをやれる日々が早く来ればいいですね。

笑顔でハッピーなことがいっぱいだといいなあ‥と、ねがっています。○○先生より

恩師からのチョコ

「お母さん 苦しいときも笑顔でいれば 必ず幸せになれるんだよ」

先生、あの時はありがとうございます。その言葉が少しわかる年になりました。

今も見守って下さり、感謝で胸がいっぱいです。

ワクチン接種をした

7月下旬、思いがけないキャンセル分のワクチンを心の準備がないまま3時間後に受けることになる。

「利き腕は?」
「右です」注射針が左腕に近づく

「アルコール負けはしますか?」
「敏感肌です」(あっ、変な答え方しちゃった)たいした時間かせぎもなく、チクッと緊張のまま終えた。

待機イスに座ると、前座席の女性が「汗が止まらない」と監視員に相談している。ニュースで若い人は副反応が強く出ると聞いたけれど、わたしは…

翌日、大丈夫だろうと思っていたが、少々の熱とひどい疲れに怯えた。まだ若いんだ!(後に勘違い!と知るが)

急にレッスンを休むことに申し訳ない気持ちでいっぱいだったが、生徒の保護者から「大丈夫ですか?お大事にしてください」と優しいお返事。

黒石市は病院が少ない。治療が優先される誰かのために、健康維持しよう。

がまん がまん  ここは がまんだ どんな なが雨も  いつか やむ

荒了寛:日めくりカレンダーより

手作りマスク

「コロナ落ち着いたら、また会おうね♡」

友人がさっと照れくさそうにマスクを差し出す。

きっと何時間もかかって縫っただろう。

春・夏用(裏地メッシュ)

25年前、小児病棟ですぐ友達になった。

障害のある娘にいつも明るく童謡を歌っていて、聴こえていた私もどんなに救われただろう。

あの時も、今もありがとう。

ピアノで昭和の時間

藤崎町へ嫁いだ友人の家に昭和27年〜28年代のピアノがある。

一般家庭の人がピアノを持つ前の時代、実業家の象徴だ。

製造番号55453
Yamaha Action

「見たことのない古いピアノを拝見したい」という友人の調律師と、「いつか譲られたい」と願っている生徒さん(50代・男性)を家に連れて行く。

シューマンの子供の情景「見知らぬ国」を演奏すると、そのピアノは何十年ぶりかにまろやかでアンティークな音を響かた。🎵🎵‥

「ピアノを弾いてくれたお礼に」と友人が焼いたト音記号入りのアップルパイでティータイム。おもてなしのスペシャリストにいつも頭が下がる。

70年前もピアノを囲んで、こんなサロンを楽しんでいただろうな。

目を閉じると、昭和の時間が流れた。

ハード系なパン

かじって楽しむパン

歯応えのある、ちょっと酸味も感じられるパンに出会った。

ハーフ(250円)のトーストブロートを買う。

今日はあまり実っていないので、一人分のジャムにした。砂糖少なめで甘酸っぱいジャムを作る。

自家製苺ジャムのトーストブロート

かじって、またかじって、サクサク・・いい食感!

ダリアの花

お花でちょっぴりゴージャスな気分

目を楽しませてくれる、赤いダリア

「○○ちゃんのお顔よりも大きいこのお花、なーんだ?」

「見たことあるけど・・わからない」

「ダリアっていうお名前。花びらがきっちり重なっていて、きれいだね」

「花火みたい!」(わたしもダリアが炎にみえた‥)

2020年の津軽は暖冬

「雪は降って当たり前」でいい

朝晩の冷え込みはあるが、青森で雪のないお正月は「あるはず」のものがなく、冬のような感じがしなくて少し寂しい。

一年前に亡くなった愛犬は、雪をみるとテンションが上がり「もっと遊ぼうよ!」と誘ってきて、みているでけで嬉しかったな。

ピアノひけるようにがんばりたい
ピアノひけるようにがんばりたい(小2)

微笑ましい年賀状を一枚一枚眺めて、みんなの決意に気を引き締めている。

「大学受験が終わったらまたレッスンお願いします」
小1からピアノを習いにきているHちゃんは18歳。レッスンの終わりに『今日のレッスン内容』を忘れず連絡帳に記入するしっかりした子だ。

日記でいえば12年分の練習してきた曲すべて書かれている。現在も楽しみながら通ってくれる。