財産をカラダに残す

ピアノコンクールが中止

10/7青森県に台風が接近するということで、3日後に控えていたピアノコンクールが中止になりました。残念で悔しさを受け止めきれずにいます。

予選を通り、本選では舞台へ立てることをとっても楽しみにしていました。遊びたい時もあったでしょう、部活で疲れてピアノに集中できないときも気持ちを抑えて、今日まで精一杯努力してきました。

中・高A課題曲:バルトーク作曲「ルーマニア民族舞曲」。小柄なあなたからは想像できない情熱的な速攻の演奏をみんなに聴かせたかったです。

小B課題曲:中田喜直作曲「風の即興曲」。演奏技法「グリッサンド」が滑らかに弾けたね、すごいことです。

「その財産はカラダに残っています」自信をもってください。そしてご家族がピアノを習わせてくれた(弾ける)環境をつくってくれたことに感謝の気持ち忘れないで、また来年いっしょに頑張りましょう。

今年は12/23に、ピアノ発表会を予定しています。
ホールでない会議室のピアノですが、聴いてくださる皆さまがあたたかい気持ちになれるようなステージを作りたいと思っております。

PTA合唱団

あと3週間で本番

市内N中学校のPTAコーラスは、毎年生徒の合唱コンクールに合わせて団員を募り、当日まで4、5回練習日を設けて本番に臨みます。

審査発表の間に3曲歌いますが、短期間(3週間)で譜読みするため、この期間は「わたしが本気で音楽を楽しむ」大切な時間です。

ちょうど生徒達もピアノコンクールや合唱コンクールが重なり、教室のピアノはたくさんみんなに弾いてもらえて喜んでいるかもしれません。

「今年も先生のピアノ伴奏で歌うの、楽しみです」「引き受けてくれてありがとう、お願いします」とお言葉をかけていただき、とても嬉しかったです。

年を老いてきた今は『わたしにできることの1つにピアノがある』と感じるようになりました。

熱心な人から学ぶことは多く、わたしも共通の目標に向かって練習を頑張ります。

 

鶴の一声(つるのひとこえ)

周囲を威圧させるような甲高い声

津軽富士見湖(廻堰大溜池:まわりぜきおおためいけ)の木造の橋を渡ると、丹頂鶴自然公園(たんちょうづるしぜんこうえん)があり、鶴がいます。

聴きました!その泣き声は金管楽器のように大きく響きます。

鶴といえば「長寿と永遠の愛」を表し、中国では、死者の魂を天国に届ける鳥と言われています。

鶴田町には恋伝説があり、清水城の城主と恋仲にあった白神姫が、この池に投身して命を絶ち、その後竜神となったという悲恋話です。

湖深く姿を消していった乙女「白神姫」の涙をみたような気がしました。

 

 

新時代のピアノ

トランスアコースティックピアノ購入

グランドピアノなのに電源を入れると19音色もの電子音が選べて、音量調節もできるので、ヘッドフォンなしで夜も安心して練習できます。

ピアノの響板がスピーカーになるので、i Padに接続してリスニングを楽しめます。

この新しい機能がついたピアノで、生徒さんはレッスンしています。

 

コンクール

心を育てるピアノコンクール

子どもには「コンクール」という響きの言葉は魅力的で、課題曲に徹底的に向き合えることで、ピアノが上達するきっかけになり、感性を豊かに広げていける教育ができます。

中学生には、バッハを選曲しました。難易度の高い‘インヴェンション第12番’で対位法を学び、両手のバランスがとれた技術が習得できたと思います。

バッハが込めたメッセージを解明しようとした本、参考になりました。

「学校の朝読書の時間に読みました」(まだ14歳の生徒ちゃん)

チェンバロコンサート

ルネサンス音楽にうっとり

3日、オリヴィエ・ガルドゥのチェンバロコンサートへ行ってきました。

楽器の形はピアノに似ていますが、強弱、音質や音量はなく、演奏することはとても難しいと思いました。鍵盤も白黒反対ですし‥

ちょっと聴きなれない生の音色に身構えていた私ですが、スヴェーリンク作曲の「ライムグリーンの下で」という曲が流れたあたりから、なんだかその時代(15世紀)に足を踏み込んだような解放感に包まれました。

ラストでは超名曲、パッヘルベル作曲の「カノン」を聴いたときは、自分でもわからない涙が溢れ、この曲にはこの楽器(チェンバロ)がやっぱりふさわしいと感じました。

クラシック音楽は楽譜通りに弾かなければいけないと思われがちですが、バロック時代の頃までは奏者のアドリブがかなりあったそうです。

ルネサンス音楽が、現代を生きるオリヴィエのアドリブで、ジャズのようにも聴こえ、革新的でした。

 

50歳からのオトナピアノコース

中高年のピアノ

これまでピアノのお稽古といえば、厳しい基礎練習が必要で、弾きたいと意欲を持っていても、なかなか通う不安の方が大きかったように思われます。

しかし、最近の中高年の方はピアノへのアプローチが変わってきています。

「あの曲が弾きたい!」という素朴な気持ちからスタートし、「ああ、今日はここまでできた。明日は2小節弾けるようにしたい!」と憧れの曲が形になっていくことを楽しみ、そのメロディにさまざまな思い出がよみがえってきて、練習がつらくありません。

どれみ教室では、中高年のために作られたテキストを使用しているので、無理なくなじみのある曲をすぐに弾けます。

いつか、互いに好きな曲を弾きあう「ピアノパーティー」がしたいですね

 

ペチュニアの花

看板より目立っちゃう

どれみ教室の玄関前には、ペチュニアのかわいい花がいっぱいです。

太陽が好きなのかな、暑い日差しにもひらひら揺れている姿に元気をもらいます。ずっと咲いていてほしいな。

待ち時間のあいだに(2)

小~中学生の場合

自由な表現にぴったりな「花々のマンダラぬりえ」をしてリラックス。

細かい模様は集中力もアップし、できあがったときはとっても満足!

なんかピアノの曲を仕上げていく気持ちに似ていませんか?

「どこから塗ろうかな」「この色の隣りに合うものは‥」自分で決めていくことは楽しいですね。

 

待ち時間のあいだに(1)

こどもの場合

ピアノに限らず、指先の細やかな動きは脳神経を刺激し、集中力や判断力も身についていきます。

特に兄弟姉妹で来られたときの待ち時間や楽典ドリルを終えた後は、お家の方が迎えに来られるまで、タブレットを見ながら「折り紙」「きせかえごっこ」など自由に遊べるようにしています。

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「あら、先生にも似合うかしら~?」

「‥‥」こどもは正直です(笑)